周五 27 1月 2012
稽古日記120128
Posted by yanmin under 稽古日記
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1 「清浄」のつもりで茶杓銘を「しょうじょう」と言ったら、先生は能の「猩猩」と理解して、喜んでくださり、お正月にいいご銘だとおっしゃった。調べたら、「猩猩」ってずいぶん面白い劇のようですね。
2 茶碗銘を「有楽」と言ったら、それはご銘ですか人ですかと聞かれて、恥ずかしかった。ネットで「有楽井戸」だけ見つけて、深く調べなかった。それで、名物を暗記しながら言ってしまっていいですが、写しなら写しと言って、お茶会の雰囲気を全体的に考えたらいいのではないかと教えてくださった。
3 初心者のお稽古に、茶入れはほとんど「肩衝」です。「丸壷」は唐物...ユベ調べた「志野丸壷」は何でしたか?
4 今日の内容:軸『無事』 花「竹一重切 水仙」
茶菓子:「寒中の華」「紅梅染」 虎屋製
仕覆:青木間道
濃茶:初昔 上林春松詰
茶杓銘:守一(しゅいつ);清浄(しょうじょう)
運び濃:蓋置き「一閑人」(★使う時に倒す)
茶碗:黄瀬戸半筒形茶碗 → 古帛紗で出す。
水差し:絵唐津の共蓋(★帛紗で拭かないまま、茶巾を載せる)
★ 客の作法:① 主客:総礼→「古帛紗を拝借いたします。」
→古帛紗を茶碗の底に敷いていただく
→そのまま渡す
→お詰めがいただく時「どうぞお茶碗と古帛紗を拝見させていただきます。」
② 次客:正客よりお茶を受ける→御礼→送る
③ 末客:菓子器を右前に置く
→前の客よりお茶を受ける
→茶碗を古帛紗と共に正客に持って行く
→拝見後、正客に茶碗と古帛紗を渡してもどる。
運び薄:蓋置き「一閑人」(★倒して定座に置く)
茶碗と建水だけ持ち入って、濃い茶席で飾っておいた蓋置き、柄杓、棗をおろして置き合わせる。
筒茶碗の扱い:高い筒茶碗なら上下で持ちず、横・底・真上で持つことがある。【疑問】持ち帰るの時 横や真上でも大丈夫ですか。
平棗の扱い:左手で上(半円形)から取り→上下で持ち受けて→左掌に載せて拭く。戻す時は反対順で。
棚濃:更好棚
★ 湯返しの仕方
★ 水差しを出して、水次で水を補充する。
棚薄:更好棚
★ 拝見なしの片付け:棗を真上に飾って帰る。
5 水屋
① 【準備】釜の清め方(周り→裏→漱ぐ);水(少)→お湯で入れる
平棗の詰:中棗よりもっとまろやかな山を
② 【片付け】釜の世話:蓋を水が入った茶巾たらいに入れて、お湯をかける。
お湯で周りを濡らして、お湯を出し、残りお湯をたらいに入れて、釜をひっくり返す→底を刷りながら、お湯を掛けて清める。→戻して、タオルで表面を拭く→弱火でかわす。
③ 花入れ:芯は水を入れてから入れる。花は正客に向くように、入り口できれいに見えるように。
④ 環:置く時は縦、取る時は横。
⑤ 蓋置きも柄杓も何でも洗って、拭いてから出す。
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