最近の言葉から。「やっとここまでたどり着いたという感じ。いいことはあまり頭に残っていない。少しのいい思い出のために、みんな一生懸命やっている」。広島一筋に17年、2千本安打を達成した野村謙二郎内野手。

 野茂英雄投手は日米通算200勝を記録した。道のりは長かったかと問われ「考えたことないです」。強いですね、には「強くはない。メジャーで野球がやりたいだけです。やりたければ、やるじゃないですか」

 大阪教育大付属池田小での殺傷事件から4年たった。「いまだに悪夢を見ているようで、今でも『ただいま』と元気よく、あの子が帰ってくるのではないかと思ってしまうことがあります」(池田小の集いで読み上げられた遺族の言葉から)。

 西武鉄道株事件の初公判が開かれ、人定質問で職業を問われた堤義明?コクド前会長が述べた。「別 にありません」。罪状認否では起訴事実を認め、書面を読み上げた。「いわゆる西武グループを統括していた者として責任を感じています」

 今年も「サクランボ盗」が多発している。軸ごときれいにもぎ取る手口だ。山形県東根市では、生産者らの「フルーツ防衛隊」がパトロールする。「今、サクランボ農家は相当、疑心暗鬼になっている」と、農協の担当者。

 家具などの不法投棄に悩んでいた福岡県朝倉町で、住民が手製の「石の神」を置いたらピタリとやんだ。大きな石にしめ縄を巻いて、御幣を垂らす。「神職から御幣の折り方が違うと言われたけど、これは自分たちだけの神様と割り切りました」