最近の言葉から。「恥ずかしながら……と帰国した夫は、28年間もあきらめずに生き抜いた。ここでくじけたら、夫に恥ずかしい」。横井庄一さんは、終戦を知らずにグアム島の密林で28年を過ごして生還、97年に82歳で他界した。妻?美保子さんが、名古屋市内の自宅にグアムの洞穴を模型で再現するなどして記念館にしようと奔走している。

 戦後60年の原爆の日が近い。被爆者への本社のアンケートでは、被爆体験を今も日常生活の中で思い出すという人が約8割にのぼった。「雷が鳴ると動悸(どうき)がひどく、動くことも自動車の運転ももってのほか」「真っ暗な所に入ったとき、何かが迫ってくる気がする」「焼け跡のにおいが鼻に残り、焼き魚が嫌いになった」

 沖縄県金武(きん)町で米軍が強行した実弾射撃訓練に抗議する県民集会が開かれた。「これほどにウチナーンチュ(沖縄人)、我々がなめられていいんですか」と儀武剛町長。

 「私は大丈夫」。そう言っていたという日本道路公団の内田道雄副総裁が、談合事件で逮捕された。副総裁に任命した近藤剛総裁が記者会見で述べた。「誠に人を見る目がなかったということかもしれない」

 妊娠してから結婚する「できちゃった婚」の新しい呼び名が、ブライダル業界などで広まっているという。「おめでた婚」「授かり婚」「ダブルハッピーウエディング」「ママリッジ」

 名古屋場所は混戦となったが、最後は、朝青龍が憎らしいほどの強さを見せつけて優勝、5連覇を達成した。「6連覇、いきたいね。もっと強くなりたい」