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香具山(かぐやま)は 


畝傍(うねび)ををしと    /をし:愛し


耳成(みみなし)と 


相争(あいあらそ)ひき    /相争ひ:連用;:係助詞。列挙、類推、強意。


神代(かむよ)より 


かくにあるらし        /斯く:このように;らし:助動詞、已然形。推定。


古(いにしへ)も 


しかにあれこそ        /しか:副。そのように;こそ:助動詞。最も強い強示。


うつせみも          /うつせみ:①現実の身;②この世。


妻を 


争(あらそ)ふらしき      /らしき:連体


<反歌>


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