32 古(いにしへ)の 人にわれあれや 楽浪の 古き都を 見れば悲しき (高市黒人)



  「古」:往にし方の意で、時間的に遥かに隔たったあたりをいう語。①古代;②過ぎし日。


  「や」:(間投助詞)活用語の終止形?命令形、名詞、助詞など種種の語に付いて、意味を強め、相手の気持ちをひき、また話しての感動を伝える。


  「に」:(格助詞)比較、組合せ、割合などの基準を示す。



  【现代日语译文】私が 昔の あの大津の都のことの人であるからか、いやそうではないのに、楽浪の古い都を見ると悲しい。


  /いにしえ人でもないのに、漣(さざなみ/楽浪)の古い都を見れば ゆえなく哀しい。


  (敏译)我虽不是当年大津都的旧人,却一样地睹物伤怀。




  【注释】


  此歌与上篇柿本人麻吕的歌同为哀叹已成一片废墟的近江大津皇宫。


  人麻吕的歌中交织着大津今昔的巨变,神归旧国,仿佛看到了宫人的影子。而黑人则先自言道“我非古人”。于是,黑人的歌显得更有现实的意味,让我们不禁想起歌人留下的大量优秀的叙景歌。


  此后,黑人还为旧都作了两首歌。



33 楽浪の 国つ御神の うらさびて 荒れたる都 見れば悲しも


  (ささなみの國つ神の御不興に 荒れたる都の跡 それを見れば悲しく)


  (乐浪故国,山神土地,唯耽寂寥。望荒园废院,徒自伤悲。–敏译)


  此歌(33)借土地神之心表达了对故都的怀念。


305 かくゆゑに 見じと言ふものを 楽浪の 旧き都を 見せつつもとな。


  (こういうことだから見たくないと言ったのに 荒廃した楽浪の旧い都を見せて…)


  (こんなに悲しい気持ちになるから見たくないというのに、私を誘って古い都をわけもなく見せて…) 


  (我心悲怆,难言相见。但望承邀,一睹京颜。–敏译



  【汉语翻译】


  (赵乐牲译)当年古人,我确非;故都乐浪,睹之伤悲。


  (敏译) 古今两隔,我见乐浪伤心怀。



注:日语部分摘自日本角川书店《万叶集》


  蓝色部分由笔者编译。